ドラマ「孤独のグルメ」で紹介されたお店まとめ

孤独のグルメ・シーズン8のお店

【第1話】神奈川県横濱中華街の中華釜飯と海老雲呑麺

第1話は、横浜中華街にある広東料理の店『南粤美食（ナンエツビショク）』。1階は手狭だが、2階席もあり、ちょっと食事をするにはちょうど良いお店。

五郎が頼んだ品物は以下の4品。

五郎さんが惹かれて入った中華釜飯は、5種類あるうちから好きなものを選べる。日本の釜飯よりパンチがあり、腸詰と貝柱の旨みがたっぷり染み込んだご飯が胃袋にドーンと押し寄せてくる。アヒルや丸鳥の塩気がまた食欲を誘い、箸が止まらなくなるローテーションだ。

余った食事は持ち帰りもできるようなので、思い切って食べたいものを頼んでしまえるのも嬉しい。

【第2話】東京都杉並区高井戸のタンステーキとミートパトラ

第2話は、杉並区高井戸にある洋食店『EAT』。お店が2階にあり、表にメニューも出ていないので少し入りづらいが、店内は落ち着いた雰囲気の小洒落たレストラン。

五郎が頼んだ品物は以下の2品。

タンステーキは、牛タンとは思えぬほどの分厚さながら、大きめに切っても楽に食べられる柔らかさ。舌触りと噛み応えが心地よく、にんにく醤油のソースとも相性抜群だ。

ミートパトラは、ドリアのような見た目で、辛めのソースで味付けされた牛ひき肉の上に卵とチーズが乗っている。ソースの辛みが強いものの、卵やチーズと合わさるとバランスが取れて、えもいわれぬ美味しさ。

不思議な名前のメニューが多く、何が出てくるのか気になって何度も訪れてしまいそうなお店だ。

【第3話】東京都中央区日比谷銀座のBarのロールキャベツ定食

第3話は、中央区銀座の路地裏にある昼食堂『四馬路（スマロ）』。地下にあるお店は、一見では入りづらいディープな雰囲気で、夜にはバーを経営している。

五郎が頼んだ品物は以下の1品。

ロールキャベツは、キャベツの甘みが際立つ中で、肉の味もしっかりしていて、トマトの酸味が良いアクセントになっている。リピーターもいるほどの絶品。

お店の入りづらさとは対照的に、マスターのお母さんは賑やかな人なので、思い切って行ってみるのも良さそうだ。

【第4話】埼玉県新座市の肉汁うどんと西東京市ひばりが丘のカステラパンケーキ

1軒目：うどんや藤

第4話の1軒目は、埼玉県新座市にある『うどんや藤』。地方の観光地にありそうな年季の入ったお店。

五郎が頼んだ品物は以下の4品。

自家製のうどんはしっかりとコシがあって食べ応え抜群。肉汁につけて食べれば、バラ肉の脂とつけ汁がよく絡んでスルスル食べられてしまう。付け汁のみの追加注文ができるのも嬉しい。

2軒目：コンマ コーヒー

第4話の2軒目は、場所が変わって西東京市にある『コンマコーヒー』。団地をリノベーションした建物内にある一風変わったカフェだ。

五郎が頼んだ品物は以下の2品。

カステラパンケーキは見ているだけでもヨダレがでてくるビジュアル。ふわっふわの生地に、メープルシロップとバターが絡む様子はもはや殺人的だ。

【第5話】群馬県藤岡市の一人ロースター焼肉

第5話は、群馬県藤岡市にある焼肉屋『宝来軒』。トタンで覆われた外観は、一見すると町工場のようで、昭和を感じるノスタルジックなお店。

五郎が頼んだ品物は以下の5品。

お肉はどれも柔らかく、オリジナルのタレがほどよく絡んでご飯が進むこと間違いなし。肉スープは、肉というネーミングながら野菜たっぷりなので、食事のバランスも取れてしまうお得感。

「孤独のグルメセット」なるものもメニューにあるようなので、群馬に行く機会があれば聖地巡りとして訪れてみても良さそうだ。

【第6話】東京都台東区浅草のローストポークのサラダとチムチュム

第6話は、台東区浅草にあるタイ料理の店『イサーン』。大通りから一本入った裏通りにあって、浅草の雰囲気からは少し浮いた異国風の店構え。

五郎が頼んだ品物は以下の4品。

チムチュムは、イサーン地方の香草鍋のことで、ハーブたっぷりのスープに、肉や野菜を入れて煮込んで食べる。スープの旨みを吸った肉と野菜は、香草の香りも手伝って爽やかな旨さ。辛酸っぱい特性タレにくぐらせれば一気にタイの表情を見せてくれる。

〆に米麺を投入して具材の旨みが出たスープをたいらげれば、イサーン地方の味を満喫できること間違いなしだ。

【第7話】神奈川県鎌倉市由比ヶ浜のドイツ風サバの燻製とスペアリブ

第7話は、神奈川県鎌倉市にあるドイツ料理の店『シーキャッスル』。海に面した、いかにもヨーロッパという感じの異国情緒あふれるお店。

五郎が頼んだ品物は以下の5品。

スペアリブは骨なしの豚肉で、甘酸っぱいトマトソースが豚の旨みとよく合う。付け合わせのマッシュポテトと一緒にパンに挟んで食べれば、これまた極上のサンドイッチに早変わり。

現在は残念ながら閉店してしまっているが、ドイツ料理を堪能したくなる良いお店であった。

【第8話】鳥取県鳥取市のオーカクとホルモンそば

第8話は、鳥取県鳥取市にある鉄板焼き屋『まつやホルモン店』。かなり年季を感じさせる店構えで、初見ではなかなか入りづらい渋いお店。

五郎が頼んだ品物は以下の4品。

オーカクは横隔膜を略したもので、いわゆる上ハラミのこと。ホルモンそばは鳥取で昔から親しまれている料理のようで、ソースでも塩でもなく、特性のタレを絡めてホルモンと一緒に焼き上げた一品。

年季の入った鉄板で焼き上げる様はそれ自体が一種のエンターテインメントであり、焼ける音と立ちのぼる香りで食が進むこと間違いなしだ。

【第9話】東京都千代田区御茶ノ水の南インドのカレー定食とガーリックチーズドーサ

第9話は、千代田区御茶ノ水にあるインド料理のお店『三燈舎』。大通りに面したビルの2階にあり、店内は白を基調とした少し異国風の内装となっている。

五郎が頼んだ品物は以下の4品。

サントウシャミールスは南インドのカレー定食で、本日のカレーにライスとナン、さらにラッサム（野菜スープ）やサンバル（豆カレー）なども付いた豪華なセット。ナンでそれぞれのカレーの味を堪能した後は、ライスにカレーをかけてどんどん混ぜていくのがインド流。

なかなかの行列店らしいので、時間に余裕を持っていくか、ディナーを予約していくのが良さそうだ。

【第10話】東京都世田谷区豪徳寺のぶりの照焼き定食とクリームコロッケ

第10話は、世田谷区豪徳寺にある海鮮料理屋『旬彩魚 いなだ』。住宅街にある和とも洋とも言えない独特な雰囲気のお店。

五郎が頼んだ品物は以下の3品。

ぶりの照焼き定食は、分厚いぶりの照焼きに、佃煮や煮物といった小鉢もついていて満足度の高い一品。甘辛いタレとぶりの脂のコンビネーションは、ご飯が無限にすすむ美味しさだ。

和の定食や丼だけでなく、クリームコロッケなどの洋食も楽しめるので、お腹を空かせて心ゆくまで食を堪能したい。

【第11話】神奈川県川崎市武蔵小杉の一人ジンギスカン

第11話は、神奈川県川崎市にあるジンギスカンのお店『ジンギスカン どぅー』。武蔵小杉の駅近く、飲み屋街にある暖簾のかかった渋いお店。

五郎が頼んだ品物は以下の4品。

チャックロールというのは肩ロースのこと。まずは網焼きでお肉だけを堪能し、次に鉄鍋でジンギスカンを楽しむのがお店のおすすめ。ラム肉、野菜、タレが三位一体となっておりなす旨味をご飯と一緒にかきこむ瞬間はたまらない。

お店は不定休のようなので、訪れる前に電話などで確認してからいった方が良いだろう。

【第12話】東京都台東区三ノ輪のカツ丼と冷やし麻婆麺

第12話は、台東区三ノ輪の路地裏にある町中華『やよい』。暖簾に中華、洋食という文字が躍る、少し変わったバリエーションが楽しめるお店だ。

五郎が頼んだ品物は以下の3品。

つゆがよく染み込んだかつ丼をかっ喰らい、〆にピリ辛の冷やし麻婆麺をすする贅沢。別ジャンルの炭水化物合わせ技を楽しめるのは、町中華ならではといったところだ。

お店が駅から少し遠く、三ノ輪駅からも浅草駅からも20分弱歩かなければいけないので、辿り着くまでにお腹が空きすぎないよう注意したい。