ドラマ「孤独のグルメ」のシーズン1~10にて、松重豊演じる主人公の井之頭五郎が訪れたお店とそこで食べた料理のまとめ。
すぐにでも行きたくなるお店から、ひとりでは中々入りづらいお店まで色々あるが、ドラマでの雰囲気も交えてお伝えしていきたい。(追記中)
孤独のグルメ・シーズン1のお店
【第1話】 江東区門前仲町のやきとりと焼めし
第1話は、門前仲町の裏路地にある焼鳥店『庄助』。いかにも常連やサラリーマンで溢れていそうな個人店で、初見ではなかなか入りづらいかもしれない。
五郎が頼んだ品物は以下の5品。
- 焼鳥(ねぎま、軟骨、皮、砂肝、手羽先、レバー、つくね)
- ホッケスティック
- 信玄袋(オクラ、ホタテ入り)
- 生ピーマン
- 和風焼き飯
焼鳥は全7種類で味は塩のみ。驚いたのが、つくねを生ピーマンに挟んで食べる変則肉詰めピーマン。バリボリと生ピーマンを食べる姿に若干引きつつも、つくねの旨味とピーマンの苦みがマッチするらしく、何だか食べてみたくなる一品。
シメの焼き飯は、シラスと梅肉が入った和風味で、五郎さん曰く酸味が効いていてシメにはもってこいとのこと。入店する勇気が湧くなら、一度は行ってみたくなるお店。
『庄助』
ジャンル:焼鳥
TEL:03-3643-9648
住所:東京都江東区富岡1-2-8
交通:東西線 門前仲町駅より徒歩3分
時間:17:30~21:00
定休:土曜日、日曜日、祝日
https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131303/13065350/
【第2話】 豊島区駒込の煮魚定食
第2話は、駒込にある小料理屋『和食亭』。店内は手狭だが、お酒よりもご飯を食べるのがメインのようで、お魚を使ったメニューが豊富に並ぶ。
五郎が頼んだ品物は以下の3品。
- 煮魚定食
- ひじきの煮物
- ほうれん草の胡麻和え
定食は煮魚、ご飯、味噌汁、おしんこというオーソドックスな組み合わせに前菜(ドラマではシチュー)が付いてくる。
煮魚は味がよく染みていて美味しそうだし、小鉢の種類も豊富なので、しっかりしたご飯を食べたい時に訪れたいお店。
『和食亭』
ジャンル:小料理、魚介料理、居酒屋
TEL:非公開
住所:東京都北区中里1-8-7
交通:JR駒込駅より徒歩3分
時間:11:30~13:30/17:00~22:00
定休:日曜日
https://tabelog.com/tokyo/A1323/A132301/13126067/
【第3話】 豊島区池袋の汁なし担々麺
第3話は、池袋の裏路地にある中国家庭料理のお店『楊2号店』。本当に中国映画に登場しそうなたたずまいで、知らずに入るのはなかなか勇気がいるかもしれない。
五郎が頼んだ品物は以下の3品。
- 汁無し担々麺
- 焼き餃子
- 拌三絲(バンサンスー)
黒酢で食べる焼き餃子も美味しそうだったが、何と言っても目玉は汁無し担々麺。四川料理らしく山椒たっぷりで、舌がヒリヒリ痺れるような辛さ。五郎さん曰く、舌の感覚が無くなるほどらしいが、不思議と箸が止まらなくなる中毒性があるようだ。
辛いものが苦手だと厳しそうだが、辛いもの好きとしては一度訪れてみたくなる。
『中国家庭料理 楊 2号店』
ジャンル:四川料理、担々麺、餃子
TEL:050-5869-2587
住所:東京都豊島区西池袋3-25-5
交通:JR池袋駅より徒歩3分
時間:[平日] 11:30~15:00/17:30~23:00 [土日祝] 11:30~23:00
定休:なし
https://www.hotpepper.jp/strJ000234198/
【第4話】 千葉県浦安市の静岡おでん
第4話は、千葉県浦安市の住宅街にあるお洒落なカフェ『LocoDish』。おでんが置いてあるとは思えない外観で、いかにもマダムがランチ会をしていそうなお店。
五郎が頼んだ品物は静岡おでんの1品のみ。
- 静岡おでん(卵、大根、はんぺん、ナルト、厚揚げ、牛スジ)
静岡おでんと言えば、真っ黒な色が特徴で、これに青のりとけずり粉がまぶしてある。味がよく染みた黒はんぺんに、トロットロの牛スジと、見ているだけでヨダレが出てくる。
味が濃いので、ご飯のおかずにも、お酒のつまみにもよく合うとのこと。残念ながらお店は閉店しているが、静岡おでんはぜひとも食べてみたい。
『LocoDish』(閉店)
ジャンル:カフェ、おでん、お酒
住所:千葉県浦安市日の出5-6-1
※2012年に閉店
https://tabelog.com/chiba/A1202/A120203/12005201/
【第5話】 杉並区永福の親子丼と焼うどん
第5話は、杉並区の和田堀公園内にある釣り堀『武蔵野園』に併設されている食事処。いかにも観光地にありそうな古びた食事処といった感じ。
五郎が頼んだ品物は以下の3品。
- 焼うどん
- 親子丼
- おしるこ
焼うどんをおかずに親子丼を食べるという暴挙に出ているが、焼うどんの沸き立つ湯気と、色濃く絡んだソースが食欲を掻き立てる。
人気メニューはオムライスらしいが、釣りのついでに立ち寄ってみても良さそうだ。
『つり堀 武蔵野園』
ジャンル:定食・食堂
TEL:03-3312-2723
住所:東京都杉並区大宮2-22-3
交通:京王井の頭線 永福町駅よりバス5分
時間:9:00~17:00
定休:火曜日
https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131805/13140021/
【第6話】 中野区鷺ノ宮のロースにんにく焼き
第6話は、中野区鷺ノ宮の裏路地にあるとんかつ屋『みやこや』。都内によくある個人経営の定食屋といった感じで、店内はあまり広くない。
五郎が頼んだ品物は以下の2品。
- ミックスかつ定食
- ロースにんにく焼き
タレがしみ込んでニンニクの香り満点のロースにんにく焼きは、それだけでご飯3杯はいけてしまいそうな程のパンチ力。にんにくが凄いらしいので、翌日が仕事なら避けた方が無難か。
ミックスかつはジューシーなヒレカツと、さっぱりしたチキンカツの組み合わせで、ソースとの相性も抜群。店主としてはとんかつが自慢のようなので、初めて訪れる際はとんかつを食べた方が良いかも?
『みやこや』
ジャンル:とんかつ、定食、食堂
TEL:03-3336-7037
住所:東京都中野区鷺宮3-21-6
交通:西武新宿線 鷺ノ宮駅より徒歩3分
時間:11:30~15:00/18:00~23:30
定休:火曜日
https://tabelog.com/tokyo/A1321/A132104/13011853/
【第7話】 武蔵野市吉祥寺喫茶店のナポリタン
第7話は、吉祥寺の通り沿いにある喫茶店『カヤシマ』。喫茶店というより定食屋っぽい感じで、レトロな内装が印象的な昔ながらのお店。
五郎が頼んだ品物は以下の2品。
- ナポリタン
- ハンバーグ
※セットで味噌汁付
ナポリタンは懐かしのケチャップ味で、太めの麺に、玉ねぎ、ピーマン、ベーコンがたっぷり入ったボリューム満点の一品。
これにサイドメニューと味噌汁が付いて約1000円というコスパの良さなので、お昼時などに利用してみても良さそうだ。
『カヤシマ』
ジャンル:喫茶店、居酒屋、洋食
TEL:0422-21-6461
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-10-9
交通:JR吉祥寺駅より徒歩5分
時間:11:00~21:00
定休:なし
https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13040521/
【第8話】 神奈川県川崎市八丁畷の一人焼肉
第8話は、神奈川県川崎市にある人気焼肉店『つるや』。小奇麗の真逆をいくTHE・焼肉店で、一人焼肉のためのカウンターまで備わっている。
五郎が頼んだ品物は以下の通り。
- キャベツ
- カルビ、ハラミ、コプチャン(小腸)
- キムチ
- ジンギスカン、シビレ(胸線)
- チャンジャ
どの肉も本当に美味しそうだったが、特にタレが染みて脂のしたたるシビレ(胸線)を白飯と一緒にかきこむ様は、見ていてヨダレが止まらなくなった。またジンギスカンという焼肉店としては一風変わったメニューも。
とにかく人気らしいので、平日に予約していくか、行列覚悟で行く必要がありそうだ。
『つるや』
ジャンル:焼肉、ジンギスカン
TEL:044-211-0697
住所:神奈川県川崎市川崎区日進町19-7
交通:JR八丁畷駅より徒歩5分
時間:18:30~21:30
定休:火曜日+不定休
https://tabelog.com/kanagawa/A1405/A140502/14018525/
【第9話】 世田谷区下北沢の広島風お好み焼
第9話は、下北沢にある人気のお好み焼き屋『ヒロキ』。店内は手狭だが、目の前の鉄板で焼いてもらえる広島スタイルで、視覚でも楽しめるお店。
五郎が頼んだ品物は以下の4品。
- タコの広島ネギとゆずポン酢
- ホタテのガーリック焼
- カキの香草バター焼
- HIROKIスペシャル
大振りのイカ・エビがドーンと乗ったお好み焼き(HIROKIスペシャル)は圧巻の一言。ソースの照りと沸き立つ湯気が食欲をそそる、野菜の旨味たっぷりのお好み焼きだ。
お好み焼き以外のメニューも豊富なので、行列覚悟で行ってみる価値はあるだろう。
『ヒロキ』
ジャンル:お好み焼き、鉄板焼き
TEL:050-5594-4107
住所:東京都世田谷区北沢2-14-14
交通:小田急線 下北沢駅より徒歩3分
時間:12:00~21:30
定休:なし
https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131802/13001391/
【第10話】 豊島区東長崎のしょうが焼目玉丼
第10話は、豊島区東長崎の裏路地にある定食屋『せきざわ食堂』。昔ながらの定食屋といった感じで、驚くほどメニューが安いのだが、現在は閉店してしまっている。
五郎が頼んだ品物は以下の4品。
- ポテトサラダ
- ウィンナーフライ
- 肉じゃが
- しょうが焼目玉丼
どれも家庭的というか、どこか懐かしさを感じるような料理ばかりだが、これだけ食べてもたった1030円というから驚き。
定食がワンコインで食べられるなど、メニューがとにかく安いので、閉店してしまったことが悔やまれるお店だろう。
『せきざわ食堂』(閉店)
ジャンル:定食・食堂
住所:東京都豊島区長崎4-28-10
※2014年に閉店
https://tabelog.com/tokyo/A1321/A132101/13021203/
【第11話】 文京区根津飲み屋さんの特辛カレー
第11話は、文京区根津の細路地にある居酒屋『すみれ』。女将と若女将の2人で切り盛りする小料理屋で、常連さんが大半を占めていそうなお店。
五郎が頼んだ品物は以下の3品。
- 鳥の煮込み
- 鯖のサンドイッチ
- 特辛カレーライス
5種類のスパイスが練り込まれたカレーは、ドロッとしたルーが特徴で、五郎さん曰くおふくろを思い出す味とのこと。個人的には鯖のサンドイッチの方が気になったが、こうした料理も常連さんのリクエストから生まれたものだそう。
店内はかなり狭く、常連さんばかりな雰囲気があるので少し入りずらいが、常連になれれば居心地は良さそうだ。
『すみれ』
ジャンル:居酒屋
TEL:03-3821-8941
住所:東京都文京区根津2-24-8
交通:千代田線 根津駅より徒歩4分
時間:18:00~23:00
定休:火曜日、水曜日、日曜日
https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131106/13018386/
【第12話】 目黒区中目黒ソーキそばとアグー豚の天然塩焼き
第12話は、中目黒駅近くにある居酒屋『草花木果』。沖縄感の漂う居酒屋といった感じで、少しエキゾチックな雰囲気の小洒落たお店。
五郎が頼んだ品物は以下の5品。
- 黒豚アグーの沖縄天然塩焼き
- にんじんシリシリー
- タコライス
- ソーキそば
- ブルーシールアイスクリーム
モチモチした歯ごたえのアグー豚をほおばり、豚の旨味がたっぷり染み出たソーキそばをすすれば、もはや口内は沖縄一色。五郎さんは少し食べすぎな気もするが、中目黒でこれだけの沖縄料理を堪能できるとあれば、その気持ちもわかってしまう。
『草花木果(そーかぼっか)』
ジャンル:居酒屋、鍋、沖縄料理
TEL:050-5869-3607
住所:東京都目黒区上目黒2-7-11 2F
交通:東急東横線 中目黒駅より徒歩1分
時間:[平日] 17:00~25:00 [土日祝] 15:00~25:00
定休:なし
https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131701/13015531/