私たちの生活に深く関わっており、年代を問わず幅広く楽しめるのが「グルメ番組」だ。
お腹を抱えて笑ったり、涙を流して感動したりということは無いが、毒気が少なく、独りでも家族とでも安心して見られる安定感が売りだろう。
グルメ番組といっても、お昼の情報番組から料理番組、グルメバラエティまで様々だが、ここでは特にグルメバラエティに焦点を絞って、「おすすめのグルメ番組」として紹介していきたい。
1.バナナマンのせっかくグルメ
バナナマンの日村勇紀が、日本全国の街で地元の人におすすめグルメ(お店)を聞いて、実際にそのお店でご飯を食べるという番組。
街をブラブラしながら、その場で出会った地元の人にお店を聞くため、本当に地元の人しか知らないようなお店も登場するのが魅力のひとつ。
どこへ行っても、日村が本当に美味しそうにご飯を食べるので、食事時に見るとより一層楽しくご飯が食べられる番組だ。
2.満点★青空レストラン
宮川大輔がゲストと共に、さまざまな食材の名人のもとを訪れて、その食材に関する話を聞いたり、実際に食材を収穫したりする。
その後、収穫した食材を使って、地元の家庭料理からプロによる創作料理まで、いろいろな調理方法でその食材を美味しく頂いていく。
宮川は「ウマイ!」と連呼するだけだが、食材の収穫→調理の過程まで見られる番組は珍しく、食育という観点から見ても面白い番組だ。
3.ぐるナイ ゴチになります!
高級店で各々が好きな料理を注文し、その値段を予想して一番遠かった人が全員分の食事代を支払うという、グルメバラエティ番組。
高級な料理が次々に登場し、見ているだけでヨダレが止まらなくなるうえ、値段を予想するという楽しみも加わって、飽きずに見ることができる。
1998年に「ぐるナイ」の一企画としてスタートし、すでに20年以上が経過しており、もはや「ぐるナイ=ゴチ」となってきている。ゴチ自体の放送は月2~3回なのが残念。
4.有吉ゼミ
メイン企画のひとつである「大食いチャレンジ」では、ギャル曽根とゲストが、お店の用意した超大盛りグルメを時間内に食べきれるかにチャレンジする。
”大食い”というと汚いイメージがある人もいると思うが、ギャル曽根がかなり綺麗にペロッと平らげてしまうため、むしろ見ていて気持ち良さすら感じてしまう。
とはいえやはり大食いなので、見ているだけで胸焼けしそうな料理が出てきたり、ゲストの食べ方が汚い場合もあったりするので、苦手な人は避けた方が良いだろう。
5.マツコの知らない世界
特定のジャンルについて、いわゆる「マニア」と呼ばれる人たちを招いて、そのジャンルの素晴らしさをプレゼンしてもらう情報バラエティ番組。
その中でインスタント食品や最新スイーツといったグルメに関する放送回が結構あるので、チェックしておくとそれなりに楽しめる。
他のグルメ番組と違って、コンビニやスーパーで買える食品が紹介されることが多く、食べたいなと思ったらすぐにお試しできるのも番組の売りとなっている。