フジテレビの『IPPONグランプリ』という番組。不定期放送の大喜利番組で、欠かさず見るという程ではないが、やっているとついつい見てしまう。
「よくこんな返しを思い付くなあ」と感心させられっぱなしで、基本的には楽しく視聴しているのだが、中には納得いかない回答もある。
ここでは『IPPONグランプリ』を見ていて「こんな回答は嫌だ」と感じたものを紹介していきたい。
お題に答えていない
一番嫌いなのがコレ。2016年11月19日の放送で千原ジュニアが使った手法だ。
出されたお題はこちら。
これに対する千原ジュニアの回答がこちら。
「タイトルは普通だが、スペシャルサンクスに女性の名前が一杯書いてある」
タイトル答えてないやないかーい!
しかもこれでIPPON獲得だから納得がいかない。考え方が堅いかもしれないが、お題に答えていないというのは大喜利としてどうなの?と思わざる得ない。
毎回こういう回答をする人がいるのだが、正直これが許されるなら何でもアリじゃん…と思ってしまう。確かによく考えられてはいるのだが、純粋なワードで勝負できていない時点で邪道に感じてしまうのが正直なところ。
お題と関係ない
もう一つ嫌いなのが、お題には一応答えているものの、お題の趣旨を無視しているもの。2016年11月19日の放送でもバカリズムがこの回答をしていた。
出されたお題はこちら。
これに対するバカリズムの回答がこちら。
「明日は午後から」
河童関係ないやないかーい!
これについてはチェアマンである松本人志も「河童じゃなくてもええやん」と言っており、IPPONも獲得できていなかったことから、ある程度は適正なジャッジがされていたものと思う。
正直こういう回答については全カットして欲しいところだが、番組を見ていると出題中はノーカットで放送しているようなので、現実問題として難しそうだ。
番外編:早押しボタンが反応しない
嫌いな回答とは異なるのだが、番組を見ていて気になった点が1つ。
基本的に大喜利の回答は早押しで、ランプが点灯した芸人が回答権を得るのだが、Aチームの第二問目でふかわりょうが15問連続で回答権を得られないという事態が発生した。本人も相当イラついていたようで、ボタンを連打しながら悔しがるシーンが何度も映し出された。
あくまでシステムの問題なので、とやかく言うことではないのかもしれないが、あまりに回答権がいかないのでふかわりょうが不憫に思えてきてしまったワンシーンであった。